MicrosoftとHP、クラウドに関する2億5000万ドルの提携を発表

両社は仮想化やデータ管理など“インフラからアプリケーションまで”の包括的なソリューションを構築する。

» 2010年01月14日 09時38分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)と米Microsoftは1月13日、クラウドコンピューティングやデータ管理など企業向け分野での広範な提携を発表した。今後3年間で2億5000万ドルを投じてソリューションの開発から販売、マーケティングまでを共同で行う。

 両社はこの提携により、“インフラからアプリケーションまで”の新たなソリューションを構築し、クラウドコンピューティングの推進を目指す。顧客はクラウドにおけるアプリケーション実装のスピードアップ、管理の簡易化、プロセスの自動化、コストの削減を実現できるとしている。

mshp

 HPのサーバなどのハードウェアにMicrosoftの「Exchange Server」「SQL Server」「Windows Server Hyper-V」などのソフトウェアを搭載したパッケージを販売するほか、HPの管理ツールをMicrosoftの「System Center」スイートに統合して提供する。クラウドコンピューティングに関する取り組みとしては、Windows Azureプラットフォームで協力し、HPはサービスを提供し、MicrosoftはHPのハードウェアをAzureのインフラとして採用する。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ