HPが、プライベートクラウドを約30日で構築できるというターンキー型サービス「CloudStart」を発表した。
米Hewlett-Packard(HP)は8月30日(現地時間)、プライベートクラウド構築のための包括的なパッケージサービス「CloudStart」を発表した。企業は同サービスを利用することで30日間でプライベートクラウドを構築できるとしている。
CloudStartは、同社のストレージやブレード、クラウド構築自動化ソフト「HP Cloud Service Automation」、サービスなどで構成されるデータセンター向け統合インフラ「HP BladeSystem Matrix」をベースにしており、企業のプライベートクラウド構築の簡易化・高速化をサポートするという。自動化ソフトにより、企業はプロビジョニングに要する時間を従来より80%、コンプライアンス管理に要する時間は70%削減できるとしている。
CloudStartは同日、アジア太平洋地域と日本で提供が開始され、そのほかの地域での提供は12月になる見込み。
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