iPhone 4のAT&T版とVerizon版、顧客満足度が高いのは?――ChangeWave調べ

VerizonがiPhoneを発売して約2カ月。AT&TとVerizonの各iPhoneユーザーの顧客満足度と「通話途切れ率」に関する調査結果が発表された。

» 2011年04月07日 06時57分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米国では発売当初からAT&Tが独占販売していた米AppleのiPhoneだが、2月から競合のVerizonもiPhone 4の販売を開始した。両社のiPhone 4ユーザーの意識調査の結果を、米調査会社のChangeWave Researchが4月5日(現地時間)に発表した。

 この調査は、Verizon版iPhoneの発売後数週間にわたって、4068人のコンシューマー(ユーザーの内訳は明記されていない)を対象に実施された。

 両社のiPhone 4ユーザーに「通話の途切れる率」を聞いたところ、AT&Tの4.8%に対し、Verizonは1.8%だった。これはiPhoneだけの話ではなく、同社の最近の調査では、Verizonユーザー全体では1.4%、AT&Tユーザー全体では4.6%だった。

 iphone 4 drop 90日間での通話途切れ率(資料:ChangeWave Research)

 通話の途切れ率ではVerizonが優勢だが、顧客満足度ではほとんど同じ結果となった。AT&T版iPhone 4のユーザーで「非常に満足している」は80%、「満足している」が18%。Verizon版では前者が82%、後者が16%だった。

 iphone 4 satisfaction iPhone 4の顧客満足度(資料:ChangeWave Research)

 なお、今後iPhone 4を購入する予定のコンシューマーのうち、46%がキャリアとしてVerizonを、27%がAT&Tを選ぶと答えた。

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