日本IBMは「BAO(ビジネス分析と最適化」事業の新ソリューションとして、「グローバル経営ダッシュボード」「統合リスク管理」など4種類を追加した。
日本IBMは5月25日、精度の高い情報の分析や管理などの手法を企業に提供する「BAO(ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション)」事業の新ソリューションを発表した。日本企業が抱える経営課題の解決を支援するとしている。
今回追加したのは、「グローバル経営ダッシュボード」「統合リスク管理」「グローバル・サプライチェーン最適化」「インフォメーション・マネジメント・ファンデーション」の4種類。
グローバル経営ダッシュボードでは、売り上げや原価、在庫、生産高などの経営管理情報を製品・顧客・地域といったセグメントごとで把握し、予算実績対比や対前年比の表示、予算策定・シミュレーションなどを行う。統合リスク管理ではリスク情報の可視化や全社共通のコントロール体系の定義、リスク管理業務の手法や運営の標準化・省力化を支援する。
また、グローバル・サプライチェーン最適化では製造現場や物流の情報をリアルタイムに統合し、売り上げや利益などの経営情報と連携させることで、需給業務の品質や効率、スピードの向上を支援する。インフォメーション・マネジメント・ファンデーションでは、データインフラの最適化、業務やオペレーションの効率、データの信頼性などの向上を図り、データを活用した情報統合基盤の構築を支援する。
各ソリューションは、CognosやSPSS、InfoSphere、ILOG、OpenPages、Neteezaなど同社のソフトウェア製品群を活用して提供する。
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