神戸大学、情報教育用電子計算機システムにスパコン採用

富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」を導入する。

» 2012年06月05日 16時42分 公開
[ITmedia]

 富士通は6月5日、神戸大学の情報教育用電子計算機システムに同社にスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」が採用されたと発表した。8月に稼働する予定という。

 神戸大が導入するシステムは、スーパーコンピュータの「京」と互換性があるPRIMEHPC FX10シングルラックモデルの96ノードで構成される。システム全体の理論ピーク性能は20テラフロップス。またシミュレーションデータの保存やシステムのバックアップ用に「ETERNUS DX80」2台による120テラバイトのストレージ、利用者教育などのPCとして「ESPRIMO K552/D」が40台も導入される。

 神戸大は、5月15日に「京」を運用する理化学研究所の 計算科学研究機構との間で計算科学・計算機科学分野における連携協定を締結。同システムでスーパーコンピューティング技術の活用による新しい研究領域や融合領域の創成に関わる人材を養成していくという。

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