NECが、会津大の学生200人を対象にビッグデータ関連の講義を実施する。今後重要性が増すことが予想されるビッグデータアナリストなどの専門家を育成する考えだ。
NECは10月3日、会津大学で10月に開講する授業「ベンチャー基本コース」で、約200人の学生を対象にビッグデータ関連の講義を実施すると発表した。ビッグデータの活用事例や効果、データ活用手順、システム構成、分析の手法など、ビッグデータ関連の最新情報を7回にわたってレクチャーするという。
授業カリキュラムの開発と講師の派遣は、NEC子会社のNECラーニングが担当する。同社は今年5月から顧客企業向けに基礎講座「ビッグデータ概説」を実施しており、その経験とノウハウを会津大の講義にも生かすという。
NECと会津大はこれを通じ、「今後重要性が高まるビッグデータアナリストやコンサルタントなどの人材・専門家を育成し、福島県を起点とした産業の活性化や起業支援などに貢献していく」としている。
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