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» 2013年10月21日 17時02分 UPDATE

導入事例:大和ハウス、3万5000人の人事システムをクラウド化

大和ハウス工業は人事システムにSAPの人事管理パッケージ「SAP HCM」を採用し、プライベートクラウド基盤上で刷新した。

[ITmedia]

 大和ハウス工業が人事システムに人事管理パッケージ「SAP HCM(Human Capital Management)」を採用し、プライベートクラウド型で刷新した。これを支援したNECとアビームコンサルティングが10月21日に発表した。

 人事システムの刷新では国内の大和ハウスグループの人事システムを一元化し、グループ全体での人財活用の強化を図る。新たにグループ全体の人事業務を集中処理するシェアードサービスセンターを設立し、業務品質の向上とさらなる効率化を目指すという。

 新システムは大和ハウス工業とグループ会社15社で既に利用が開始され、2014年4月にはさらにグループ会社11社へ追加導入し、その時点でグループ従業員約3万5000人(有期雇用者含む)が対象となる国内有数規模の「SAP HCM」による人事システムとなる。

 新システムを構築したNECとアビームコンサルティングは、導入実績に基づいて開発したという「ABeam Template for HCM」を利用し、短期間でシステム導入を行った。また、TOC(制約理論)の考え方に基づく全体最適化の観点から開発されたプロジェクトマネジメント手法「CCPM(Critical Chain Project Management)」を適用し、工期と構築費用の抜本的な効率化を図ったという。

 新人事システムではこれまで個別に管理していた採用情報(内定者)と従業員情報(在籍者、退職者)を統合し、採用から配置、評価・昇格、育成・教育まで一貫して管理できるタレントマネジメントシステムとして構築され、グループ全体の人材の有効活用を実現した。また、グループ各社で実施していた給与計算、社会保険事務などの定型業務はシェアードサービスセンターに集約した。上述のプロジェクト関連手法の適用効果では状況の可視化や意思決定の迅速化、優先順位の明確化などがあり、工期と構築費用がCCPM未適用の場合(想定)と比べて約25%削減したという。

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