ビジネスに手応え、IT各社のトップが掲げる“成長”へのメッセージ2015年展望(4/4 ページ)

» 2015年01月06日 11時30分 公開
[ITmedia]
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レッドハット 廣川裕司社長

 2015年はオープンソースソフトウェアがさらに普及し、企業のITイノベーションを一層加速させると考える。OpenStackやOpenShift、Linuxコンテナーなど最先端技術の分野でアライアンスを強化し、エコシステムをさらに拡充していく。ITイノベーションの実現に世界標準OSSを使って、日本企業の攻めの経営や事業拡大、政府官公庁におけるIT革新を支援していきたい。

シトリックス・システムズ・ジャパン マイケル・キング社長

 2014年は企業ITのモバイルおよびクラウド利用の流れがさらに加速し、多くの国内企業で本格的な導入が進んだ。攻めのIT投資を行う企業が増える一方で、情報やデータセキュリティへの関心が特に高まっている。「Software-Defined-Workplace」による人々の体験、情報セキュリティ、ビジネスにおける柔軟性の実現を支援し、2015年もワークスタイルの革新およびビジネスの成長に貢献したい。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 堀昭一社長

 2015年はセキュリティインシデントのリスクがさらに増大し、企業、個人のデータ、資産はますます狙われるだろう。モバイル活用は業務効率改善の有効手段だが、セキュリティの確保が課題であり、企業インフラへのサイバー攻撃では多層防御の対策が必須だ。2015年も引き続き、モバイルや多層防御のセキュリティシステムの提供に注力していく。

サイボウズ 青野慶久社長

 今年はさらなるグローバル展開を見据え、社内体制やプロセスの改善に努める。東京本社も移転し、今までの2倍以上の広さを用意し、社員、お客様、パートナー様との新しいチームワークを生み出す空間を創造する。日本の道路の起点となる日本橋から社会を変革するクラウドサービスを生み出し、新しい働き方の提案とともに、情報を発信していく。

弥生 岡本浩一郎社長

 弥生はオリックスグループの一員としての新たな一歩を踏み出した。ソフトウェアメーカーから「事業コンシェルジュ」への進化の途上にある。弥生のITおよびサービスにおける専門性と、オリックスが有する金融およびサービスのノウハウが組み合わさることにより、「事業コンシェルジュ」への進化のスピードを加速し、より多くのお客さまにさらなる価値を提供できるものと確信している。

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