国内携帯電話出荷、Appleが3年連続の首位

IDCの調査によると、スマートフォンの2014年通年の出荷台数は、前年比12.4%減の2654万台になった。

» 2015年03月13日 11時17分 公開
[ITmedia]

 IT専門調査会社のIDC Japanが3月12日に発表した2014年第4四半期および2014年通期の国内携帯電話・スマートフォン市場実績によると、通期出荷台数はマイナスになった。

 携帯電話出荷台数(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)は、前年比7.7%減の3659万台で、スマートフォン単体でも同12.4%減の2654万台だった。スマートフォンは、2010年以降で初めて年間ベースでマイナス成長となる。この要因に同社は、Android端末の販売不振を挙げ、今後も出荷台数の減少傾向が続くと予想する。

 ベンダー別ではiPhone 5、iPhone 6シリーズで42.6%のシェアを獲得したAppleが、3年連続のトップシェアになった。2位はシャープの13.8%、3位はソニーの10.3%、4位は京セラの10.2%。2014年第4四半期単体でもAppleが9四半期連続で首位の座を堅持し、ソニー、シャープが続いている。

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