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» 2018年08月01日 11時00分 公開

自社オフィスをショーケースに、IoT活用でオフィス空間を最適化――Phone AppliとJBATが共同実証

Phone AppliとJBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)が、IoTを活用したオフィス空間の最適化に取り組む。Phone Appliの自社オフィス「CaMP」で、環境データの収集、分析や出勤状況の可視化など、快適で働きやすいオフィスを実現する技術を検証する。

[金澤雅子,ITmedia]

 Phone AppliとJBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は2018年7月30日、IoTを活用したオフィス空間の最適化に共同で取り組むと発表した。

 Phone Appliは、Web電話帳クラウドサービス「連絡とれるくん」をはじめ、効率的な働き方やコミュニケーションの活性化を支援するソリューションを提供する一方、自社オフィスを「CaMP(Collaboration and Meeting Place)」と命名し、ショーケースとしても活用。

 CaMPは、自然やアウトドアをイメージしたデザインの中に、コラボレーションツール、ビデオ会議システム、7面大型サイネージなどのIT機器を配備。場所に縛られない働き方を支援し、自然で自由なコミュニケーションがとれるオフィス環境を実現するモデルケースとして公開し、さまざまな企業と連携したサービスや技術の検証にも取り組んでいる。

 今回、JBATと連携して新たな取り組みを開始。CaMPの各部屋にセンサーを設置し、JBATのデータコネクテッドサービスプラットフォーム(DCSP)「Qanat Universe」を活用して、照度、室温、湿度、二酸化炭素濃度などの環境データを計測する他、Phone Appliの「連絡とれるくん」と連携して従業員の位置や動きを可視化するなど、IoTデータを活用、分析して、快適で働きやすいオフィス空間の実現を目指す。

Photo Phone Appliの「CaMP」オフィス内の出勤状況の“見える化”(左)と、環境データの表示画面(右)

 両社は、企業の働き方改革に寄与するサービスやソリューションの提供に向け、CaMPを通じて、IoTを活用したサービスを検証、発展させていくとしている。

 なお、Qanat Universeは、JBATが長年培ってきたハードウェア技術、業務パッケージやツール系ソフトウェアのノウハウ、クラウド技術を集結したデータ活用クラウド基盤。従来は一元的に取り扱うことが難しかったセンサーやログなどのIoTデバイスからのデータと、既存の業務システムの情報をクラウド上で収集、融合し、見たい形に振り分け、加工、集計でき、他システムとのデータ連携も実現できる。

Photo JBATのデータコネクテッドサービスプラットフォーム(DCSP)「Qanat Universe」の概要

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