ITmedia NEWS >

フルオートで楽しめる薄型大画面デジカメ「COOLPIX S1」レビュー(4/5 ページ)

» 2005年05月11日 21時14分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例

ワイド端
テレ端

 同じ位置からワイド端(上)とテレ端(下)で撮影。風景モード利用。遠景がかすみがかって見えるのはいまひとつ空気が澄んでいなかったため。ディテールにややざらつきが見られるが、屈曲光学系薄型コンパクトとしては悪くない写りだ。

通常
ビビッドカラー
風景モード

 田園調布の旧駅舎を通常(上)、ピクチャーカラーのビビッド(中)、風景モード(下)で撮り比べてみた。ビビッドだと彩度が上がり、コントラストが少し強くなって派手目の仕上がりになる。風景モードはビビッドほどではないが、空の青や木々の緑が鮮やかになり、ややシャープネスが強くかかる。

夕焼けモードを使い、テレ端で撮影。1/10秒だったので少しブレてしまったが、通常モードに比べてややアンダーになり、夕焼けの赤がきれいに出る
ISO50
ISO400

 ソファーの下に潜り込んで隠れてしまった猫をISO50(上)とISO400(下)で撮り比べた。ISO50の方がシャッタースピードが1.4秒と超スローシャッターでややブレはしたが、クオリティはしっかりしている。ISO400の方は1/5秒。暗部にかなり派手にノイズがのり、この例では分かりづらいが発色も落ちている。

マクロモードでデザートを撮影。店内が暗かったのでISO200に増感してある。増感した分ざらつきが出てくるものの、暗部以外はさほど気にならない。こういうとき、手ぶれ報告機能が便利

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.