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スロットインでスマートにDVD鑑賞――DreamMaker「C-3FM」レビュー:ポータブルDVD特集(3/3 ページ)

» 2005年08月17日 18時39分 公開
[浅井研二,ITmedia]
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 操作は、本体前面のボタンで再生/一時停止、停止が可能なほか、カーソルボタンの上/下が早送り/早戻し(それぞれ2/4/8/20倍速)、左/右が前/後スキップと兼用になっている。また、上面左には「メニュー」「字幕」「音声」「画面表示/設定」も並ぶ。音量調整がリモコンでしかできないのは、ちょっと不便かもしれない。また、数字の入力はリモコンで行うのだが、1のボタンはメニュー、2はタイトル、3はズーム(押すごとに2倍→3倍→4倍→1/2→1/3→1/4にサイズ変更)などと別の機能も兼ねているので、SHIFTキーで切り替える必要がある。

photo 本体前面には、左から再生/一時停止、A-Bリピート、カーソル、決定、M(モード)、そして、ディスクイジェクトボタンが並ぶ
photo 本体上面にもメニュー、字幕、音声、画面表示/設定のボタンが配置されている

 ヘッドフォン出力、電源入力など、端子類はすべて左側面に並ぶ。映像および音声の端子は入出力兼用になっており、各々の入力/出力はMボタンで切り替えられる。また、音声出力時のアナログ/デジタルは設定画面の「AUDIO SETUP」項目の「AUDIO OUT」で選択可能だ(SPDIF OFF/RAW/PCM)。FMトランスミッターを利用する際にも、同項目内の「FM」を「OFF」から「88.4MHz/88.8MHz/89.2MHz」(出力周波数)のいずれかへ変更するだけでいい。

photo 入出力端子は左側面にまとめられている。上(左)からヘッドフォン、ビデオ入出力、音声入出力、TV、電源入力。「TV」はTVコントロール端子で、説明書にはオプションのTVチューナーを接続するためのものと記載されている

 全体的に見ると、細かな部分で不満はあるものの、豊富なオマケのみならず、製品自体にもしっかりとした作り込みが随所に感じられるのは好印象だ。バッテリー込みで1290グラムという重量が足かせになるなら、ワイド7インチ画面の「C-4」を選ぶ手もあるだろう。こちらは970グラムと、ぎりぎり1キロ以下に収まっている。

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