レビュー
» 2006年07月21日 15時22分 UPDATE

レビュー:手ブレ補正対応のお買い得デジ一眼――ペンタックス「K100D」 (1/5)

独自のボディ内手ブレ補正を搭載したデジタル一眼レフ機ペンタックス「K100D」を使ってみた。従来サイズをほぼ維持した小型軽量ボディは、薄型レンズとの相性もよく、手軽なスナップ用途にうってつけだ。

[永山昌克,ITmedia]

 ペンタックス製一眼レフの魅力のひとつは、個性的な交換レンズのラインアップが揃っていることだ。最近では21ミリと40ミリの2本のパンケーキレンズ、魚眼なのにズームができるフィッシュアイズーム、少し前ではデジタル専用の14ミリワイド、開放F値の明るい単焦点Limitedシリーズなど現行製品だけを見ても、撮影意欲を刺激してやまないレンズ群がたくさんある。

 一眼レフ機では、ボディよりもレンズを優先して製品を決めるとか、使いたいレンズがあるからそのメーカーを選ぶ、という購入動機があり得るが、私にとってのペンタックスはまさにそれだ。ボディ側の性能も大事だが、カメラの取り回しを左右するのはボディ以上にレンズの大きさや重さが決め手になる。スナップ派の私には、小型軽量で画質に優れたレンズが気になってしかたない。

photo ペンタックス「K100D」。キット付属の標準ズーム、SDカード、バッテリー「CR-V3」2本を含めた使用時重量は約870グラム

 これら交換レンズの魅力をさらに高めるのが、新発売のボディ「K100D」だ。独自のボディ内手ブレ補正SRを内蔵し、装着する全レンズで手ブレ補正が有効になる。現行のレンズはもちろん、1970年代から発売しているKマウントレンズのすべてに対応。アダプタを使えばスクリューマウントのレンズや、同社の中判カメラのレンズまでも利用できる。

 いきなり交換レンズの話を書くとちょっとマニアックな印象になるが、K100Dはマニア向けのカメラではない。ボディの実売価格は、最新機としては比較的リーズナブルな7万円台を実現し、デジタル一眼レフ機の第一歩としても取っ付きやすい。

photo 左はレンズキットに付属の標準ズーム「DA 18-55mmF3.5-5.6AL」、右は魚眼ズーム「DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]」
photo デジタル専用のパンケーキ(超薄型)レンズ2本。左は広角の単焦点「DA 21mmF3.2AL Limited」、右は標準の単焦点「DA 40mmF2.8 Limited」
photo 望遠レンズ「FA★200mmF2.8ED[IF]」を装着。高級レンズの「★(スター)レンズ」はラインアップから消えつつあるのが残念
photo 「DA 21mmF3.2AL Limited」を使用。絞り優先AEモード、画像仕上げナチュラル、感度ISO200を選択。濁りのない澄んだ発色だ
photo 「DA 40mmF2.8 Limited」を使用。プログラムAEモード、画像仕上げナチュラル、感度ISO1600を選択。高感度ノイズはあまり気にならない
photo 「FA★200mmF2.8ED[IF]」を使用。絞り優先AEモード、画像仕上げ鮮やか、感度ISO200を選択。隅々まできっちりと再現できた
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