パイオニアや東芝が先行した自動画質調整機能を取り込んだのが、「インテリジェント・オート高画質」。部屋の明るさやシーンの明るさ、視聴番組のジャンルなどをもとに、バックライトの明るさや映像設定(色温度やコントラスト)を自動的に調整する。
手間なく最適な画質が得られ、消費電力も抑えるという基本コンセプトは先行した2社と同じ。ただし後発ならではの付加価値として、Woooシリーズはテレビの前面にカラーセンサーを標準装備しており、電球/蛍光灯といった照明の種類を事前に設定する必要がない。
さらにテレビCMでおなじみの「日立の木」を模した「エコ効果メーター」を画面上に表示。“省エネ度”を直感的に把握できるようにした。エコ効果メーターは、映像モード「スーパー」を常用した場合と比較して現在の“エコ度”を算出するというもので、エコ度が高いほど日立の木が緑色になる。
各シリーズの概要は以下の通り。
パナソニックから表面ガラス部分の供給を受けて開発したという「ダイナミックブラックパネル」を採用した新しいプラズマテレビシリーズ。上位3モデルはコントラスト比4万:1、apdc方式の動画解像度が上限の1080TV本というスペックで、42V型のWXGAモデル「P42HP03」のみコントラスト比が2万5000:1、動画解像度720本となる。
型番 | P50-XP03 | P46-XP03 | P42-XP03 | P42-HP03 |
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画面サイズ/解像度 | 50V型/フルHD | 46V型/フルHD | 42V型/フルHD | 42V型/1024×768 |
チューナー | 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2 | |||
内蔵HDD/iVポケット | 250Gバイト/○ | |||
HDMI入力 | 4 | |||
実売想定価格 | 42万円前後 | 37万円前後 | 32万円前後 | 24万円前後 |
発売時期 | 5月中旬 | |||
レイアウトフリーのUTシリーズは、基本コンセプトをそのままに新開発の倍速IPS αパネルを搭載。そのデザインを生かし、テーブルトップや壁掛け、壁寄せ、フロアスタンドなどさまざまな設置スタイルを提案する。さらに今回は壁掛けスタイルのバリエーションとして、ピクチャーレールを利用して設置できる専用取り付け金具をオプション設定した。本体カラーは、クリスタルブラックとホワイトムスクの2色から選択できる。
型番 | UT47-XP800B/W | UT42-XP800B/W | UT37-XP800B/W | UT32-XP800B/W |
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画面サイズ/解像度 | 47V型/フルHD | 42V型/フルHD | 37V型/フルHD | 32V型/フルHD |
チューナー | 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2 | |||
倍速駆動 | ○ | |||
内蔵HDD/iVポケット | 250Gバイト/○ | |||
HDMI入力 | ディスプレイに1、別体チューナーに3 | |||
実売想定価格 | 42万円前後 | 37万円前後 | 32万円前後 | 24万円前後 |
発売時期 | 5月上旬 | |||
同じく新開発の倍速IPS αパネルを搭載した液晶テレビ。32V型の「L32-WP03」のみWXGA解像度となるが、倍速駆動はサポートした。ベーシックモデルながら、iVポケットや内蔵HDD、自動画質調整機能などの新フィーチャーを網羅した高機能な“録画テレビ”だ。
型番 | L42-XP03 | L37-XP03 | L32-WP03 |
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画面サイズ/解像度 | 42V型/フルHD | 37V型/フルHD | 32V型/1366×768 |
チューナー | 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2 | ||
倍速駆動 | ○ | ||
内蔵HDD/iVポケット | 250Gバイト/○ | ||
HDMI入力 | 3 | ||
実売想定価格 | 32万円前後 | 24万円前後 | 20万円前後 |
発売時期 | 4月下旬 | ||
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