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» 2009年09月17日 04時31分 UPDATE

金属っぽい?:少しだけ見えた「CELL REGZA」の姿

東芝のREGZA新製品発表会では、年内にリリースする予定の「CELL REGZA」を「REGZAの新しいブランドリーダー」として紹介。「もうすぐ発表」という言葉とともに、いくつかの画像を公開した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 東芝は9月16日、液晶テレビ“REGZA”の2009年秋・冬モデルを発表した(関連記事1関連記事2)。同日行われた発表会では、同社デジタルメディアネットワーク社の大角正明社長が年内にリリースする予定の「CELL REGZA」を「REGZAの新しいブランドリーダー」として紹介。「もうすぐ発表」という言葉とともに、いくつかの画像を公開した。

photophoto 東芝デジタルメディアネットワーク社の大角正明社長(左)とCELL REGZAの位置づけ(右)

 公開された画像は3枚。「開発中のもの」という注釈はあるが、投入時期を考えれば製品にかなり近い状態であると予測できる。また、報道関係者に披露したことから、いずれの写真も東芝が消費者に向けてアピールしたい部分であると考えるのが普通だろう。

photo CELL REGZAの写真

 まず1枚目は、明らかに前面のフレーム部分。まるで金属のような鈍い輝きを放ち、表面がヘアライン加工のように見える点に注目したい。1月の「2009 Internarional CES」で公開された試作機やイメージ画像を考慮すると、同社が薄型テレビに新しいスタイルを提案しようとしているのは確実。また発表会でCell REGZAの価格については「かなり高い」(大角氏)というコメントが出たことから、高コストの金属を使用していてもおかしくはない。

 2枚目は、基板の写真。空間に余裕があることからディスプレイ本体ではなく、「Cell Box」と呼ばれる別体チューナーの内部と推測できる。注目は中央の大きな“×印の金属パーツ”と、その下になる銅の色をした部品だ。この下にCellプロセッサがあるとすれば、かなり大きな放熱機構を持っていると推測できる。また、太い線の塊かパイプのようなものが伸びている点も気になるところ。なにやらPCの内部をほうふつとさせる写真だ。

 3枚目は明らかにスピーカー。現在の薄型テレビは、スタイリッシュな狭額化と引き替えにスピーカーのキャビネットスペースを削り続け、こと音質に関しては厳しい評価を受けることも多い。しかしCell REGZAでは、以前から画質とともに音も重視すると明言されており、そのスピーカーがどのようなスタイルになるか業界内でも注目を集めている。今回の写真は、スピーカーユニットのアップのため全容は分からないが、少なくとも「期待に応える製品になる」(本村氏)という意思表示と捉えることはできるだろう。

photo 「CELL REGZA」というロゴも公開された

 斬新なスタイル、(おそらくは)Cellプロセッサの処理能力、そして音質という3つのキーワードを掲げた(と思われる)Cell REGZA。年初のInternational CESでは、LEDバックライトの搭載をはじめ、3TバイトものHDDを内蔵して1週間の番組を“まるまる保存する”する録画機能、超解像技術「レゾリューションプラス」をCellのパワーで強化するといったコンセプトも紹介されており、数ある薄型テレビの中でも相当に“とんがった製品”になることは間違いない。3枚の写真は、それを裏付けるものだ。

 今回の発表会にCell REGZAそのものが登場しなかったのは残念だが、年内に発売するというスケジュールを考えれば、近いうちに発表されることは確実。「Cell REGZAは究極のエンターテイメントマシーン。映像を見る楽しさ、喜びを追求した。映画館で映画を見るより大きな感動をおぼえるだろう」(大角氏)という言葉に期待が集まりそうだ。

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