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» 2011年03月16日 18時09分 UPDATE

16倍速相当:ソニー、直下型LEDバックライト搭載の「HX920シリーズ」など“BRAVIA”新製品

ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、フラグシップモデルとなる「HX920シリーズ」など4シリーズ8モデルを発表した。

[ITmedia]

 ソニーは3月16日、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、フラグシップモデルとなる「HX920シリーズ」など4シリーズ8モデルを発表した。すべて3Dトランスミッター内蔵の“3Dレディー”テレビ。上位機種には新しい画像処理エンジン「X-Reality PRO」を搭載したほか、久々の直下型LEDバックライト機もラインアップしている。価格はすべてオープンプライス。4月下旬から販売する予定だ。

ts_bravia02.jpgts_bravia07.jpg 「KDL-55HX920」(左)と専用スタンドと組み合わせたNX720シリーズ(右)。HX920シリーズ、HX820シリーズ、NX720シリーズはモノリシックデザインを採用。ベゼル部分は従来機に比べて約2センチ細くなり、よりスタイリッシュになった

型番 KDL-55HX920 KDL-46HX920 KDL-55HX820 KDL-46HX820
画面サイズ 55V型 46V型 55V型 46V型
液晶パネル駆動 4倍速(モーションフローXR960) 4倍速(モーションフローXR480)
バックライト 直下型LED(部分駆動) エッジ型LED(部分駆動)
3D対応 ○(3Dトランスミッター内蔵、専用メガネ別売)
映像処理エンジン X-Reality PRO
無線LAN 内蔵
外付けHDD録画
HDMI入力 4
実売想定価格 43万円前後 35万円前後 37万円前後 29万円前後
発売時期 4月下旬

型番 KDL-46HX720 KDL-46HX720 KDL-46NX720 KDL-40NX720
画面サイズ 46V型 46V型 46V型 40V型
液晶パネル駆動 4倍速(モーションフローXR480) 倍速駆動(モーションフローXR240)
バックライト エッジ型LED(部分駆動) エッジ型LED
3D対応 ○(3Dトランスミッター内蔵、専用メガネ別売)
映像処理エンジン X-Reality PRO X-Reality
無線LAN オプション 内蔵
外付けHDD録画
HDMI入力 4
実売想定価格 27万円前後 21万円前後 27万円前後 21万円前後
発売時期 4月下旬

DRCを一体化、複数フレーム超解像も採用した「X-Reality PRO」

ts_bravia03.jpg 「X-Reality PRO」は、従来の「X-Reality」と「DRC」の進化版「XCA7」を組み合わせたもの

 “HX”型番の上位3シリーズに搭載される新エンジン「X-Reality PRO」は、従来の「X-Reality」と「DRC」の進化版「XCA7」を組み合わせたものだ。XCA7は、新たに“データベース型複数枚超解像”技術を搭載。入力映像のパターンを解析し、内蔵のデータベースと照合して最適な処理を施す。また動きのある映像については、連続した複数のフレームに渡って解析を行うことで輪郭補正の精度を高めた。「この複数フレームを使った超解像技術を開発したことで、HD信号においても大幅な画質改善を実現した」(ソニー)。

ts_bravia06.jpg データベース型複数枚超解像のイメージ

 パネル駆動技術の「モーションフロー」は、LEDバックライトとともに進化した。直下型LEDバックライトを採用するHX920シリーズは、4倍速パネル(240コマ表示)とバックライトブリンキングを組み合わせた「モーションフローXR960」となり、「16倍相当の動画表示が可能だ」(ソニー)という。また、部分駆動に対応したエッジ型LEDバックライトのHX820シリーズでも8倍速相当の「モーションフローXR480」となった。

 LEDバックライトの進化は3D表示にも生かされている。HX920シリーズは、液晶パネル背面に敷き詰められたLED光源の部分制御に加え、バックライトが消えたときの電力を点灯時に上乗せして発光させる「インテリジェントピークLED」技術を採用。3D表示がより明るくなったという。なおソニーでは、新製品の発売にあわせて3Dメガネの新製品「TDG-BR250」も発売する予定だ(4月下旬発売)。

モノリシックデザイン

 HX920、HX820、NX720の3シリーズには、モノリシックデザインが採用された。一枚板のようなシンプルなデザインにくわえ、別売の「サウンドバースタンド」を使用することでBRAVIA本体を6度上向きに設置できる。また、フレームは従来機よりも2センチ細くなった。

 昨年春の「HX900/LX900シリーズ」に採用されたオプティコントラストパネルを継承。前面ガラスと液晶パネルの間にあった空気層を廃し、代わりに独自の貼合樹脂を満たして“一体化”することで外光反射や映像光の拡散を低減した。前面ガラスに特殊ガラスメーカーとして知られるコーニングの「ゴリラガラス」を採用したことで、0.7ミリという薄さで十分な強度を実現できたという。

ネットワーク機能も充実

 インターネット機能の充実も新しいBRAVIAの特長だ。まず、「アプリキャスト」のアプリとして「Facebook」や「Twitter」「ニコニコ実況」が追加された。もちろんソニーが運営する「<ブラビア>ネットチャンネル」をサポート。3Dコンテンツを含む「Video On Demand powered by Qriocity」や「YouTube」など6つの動画配信サービスを利用できる。ビデオ通話が可能な「Skype」、放送番組で使われている音楽の情報を検索できる「TrackID」などにも対応するほか、iPhoneやAndroid端末をテレビの入力デバイスとして利用できるアプリ「Media Remote」にも対応する。

ts_bravia05.jpg 「Facebook」の画面イメージ

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