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ソニー、BAユニット搭載のスマホ用イヤフォン2モデルを発売

» 2012年04月04日 17時21分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、自社開発のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを搭載したスマートフォン用のイヤフォン「XBA-2VP」および「XBA-1VP」を4月21日に発売する。価格は、2基のドライバーユニットを搭載したXBA-2VPが1万9635円、1基のXBA-1VPは8715円。

「XBA-1VP」(左)と「XBA-2VP」(右)

 昨年登場した「XBAシリーズ」にスマートフォン用のリモコンを追加したモデル。通話/終話ボタンとマイクを内蔵し、スマートフォンでハンズフリー通話が可能になる。またボリューム調整や音楽再生/一時停止も可能。スマートフォンの音楽を聴く際、主な操作が手元で行える。

 なお、スマートフォンの機種によって対応する操作や機能は異なる(詳細は同社サイトで公開している)。

 BAユニットの採用により、本体は軽量コンパクト。1ユニットのXBA-1VPは重量が約3グラム、2ユニット(フルレンジとウーファー)のXBA-2VPでも約6グラムとなっている。インナーハウジングには軽量なマグネシウム合金、またアウターハウジングには制振ABS材を採用。剛性の高い材料と高い内部損失の筐体(きょうたい)材料を組み合わせ、余計な進藤を抑えたクリアな中音域を実現したという。

 コードは両機種ともY型で長さは1.2メートル。4極のステレオミニプラグでスマートフォンと接続する。付属のイヤーピースは、硬度の異なる2種のシリコンを組み合わせて先端のつぶれを防ぐ「ハイブリッドイヤーピース」、および低反発ウレタンで遮音性を追求した「ノイズアイソレーションイヤーピース」の2種類。そのほかにキャリングポーチやコード長アジャスターなどが付属する。

 そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 XBA-1VP XBA-2VP
感度 108dB
インピーダンス 16オーム 8オーム
再生周波数帯域 5〜2万5000Hz 4〜2万5000Hz
最大入力 100mW
コード長 1.2メートル
重量 約3グラム 約6グラム
価格 8715円 1万9635円
発売日 4月21日

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