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映像体験山盛りの「J:COM Wonder Studio」、東京ソラマチにオープン「ざっくぅ」がシースルーに

» 2012年05月23日 22時07分 公開
[ITmedia]

 大日本印刷とジュピターテレコム(J:COM)は、5月22日に開業した東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」にJ:COMコンセプトショップ「J:COM Wonder Studio」をオープンした。最新の映像体感システム「シースルーディスプレイ」も展示している。

Photo 「シースルーディスプレイ」

 J:COM Wonder Studioは、テレビの新しい楽しみ方を提案するコンセプトショップ。ショップ内ではJ:COMの協力を得て大日本印刷が開発した3つの映像システムが楽しめる。

 3つの中でもシンボル的なシステムが、液晶ディスプレイからバックライトを外して透明なガラス上に映像や文字を表示するシースルーディスプレイだ。70型の透明液晶ディスプレイを試用した映像システムは日本初。J:COMグループのインターネットサービスプロバイダー「ZAQ」のキャラクターである「ざっくぅ」の人形7体と、「ZAQ」のCMなどを使った映像演出で来客を出迎える。

Photo 「Xvie」の体感マシン

 TV Everywhere型サービス「Xvie」の体感マシンも設置されている。ディスプレイ内の映像に利用者自身の姿を合成し、映像に入り込んだように演出。バーチャル映像体験を実現する。距離センサーと高画質カメラ、画像認識技術を組み合わせることで、特別なスタジオを使わずリアルタイムに映像合成できるのが特長だ。

Photo 携帯電話を使ったプレゼントマシン

 もう1つは、大日本印刷のノベルティ自動配布システム「Get One Signage System」を活用したプレゼントマシンだ。携帯電話でアンケートに答え、希望するグッズを選択すると2次元コードが自動作成され、それをマシンにかざすとチャンネルオリジナルグッズが自動的に出てくるというシステムになっている。

 J:COM Wonder Studioにはこのほか、J:COMが提供する70を超える専門チャンネルやビデオオンデマンドの映像を楽しめるコーナーもある。人気キャラクターと遊べるアトラクションや公開収録、生放送などさまざまなイベントを毎日開催する予定だ。

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