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音茶楽、制振構造を突き詰めた“水平対向イヤフォン”「Flat4-玄(KURO)」

» 2013年05月01日 15時32分 公開
[ITmedia]

 音茶楽は5月1日、カナル型イヤフォンの新製品「Flat4-玄(KURO)」を発表した。6月1日からフジヤエービックおよび音茶楽Sound Customize店舗で販売を開始する。価格は4万2000円。

「Flat4-玄(KURO)」

 10ミリ径のダイナミック型フルレンジドライバー2個を対抗配置し、駆動系の反作用による機械振動をキャンセルする“水平対向型イヤフォン”の新製品。従来製品の動作範囲が理論上0〜10kHz程度だったのに対し、今回は超高音域でわずかに振動していたセンターキャビネットと位相補正チューブに制振処理を施し、10kHz以上の振動も抑制した。

 センターキャビネットの内側は、天然素材とM2052制振合金粉体塗料で防振処理。また位相補正チューブにも制振塗装を施し、わずかに発生していた機械振動による付帯音の影響を排除するという。

 周波数特性は3.5〜3万5000Hz。インピーダンスは18オームで、感度は104dBとなっている。コード長は1.2メートルのY型、プラグは3.5ミリステレオミニ(金メッキ)。本体重量は約18グラム。

 なお同社では、5月11日に東京・青山で開催される「春のヘッドフォン祭2013」で試聴展示および少量の先行販売を行う予定だ。

本体のアップ(左)とパッケージ(右)

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