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ELAC「400LINE」の新フラグシップ、トールボーイの「FS409」が登場

» 2013年07月02日 13時55分 公開
[ITmedia]

 ユキムは7月2日、独ELACのスピーカー「400LINE」にトールボーイの「FS409」を追加すると発表した。400LINEの発表から半年遅れで登場した旗艦モデル。ハイグロス・ブラックとハイグロス・ウォールナットの2色を7月末に発売する。価格はペアで92万4000円。

「FS409」

 5月のミュンヘン・オーディオショーで発表された新作。400LINEの特長である「JET V」ツィーターに加え、新開発のミッドレンジとウーファーを備え、先に発売されたトールボーイ「FS407」と比べても「全帯域のスムーズな音のつながり、低域の再生能力において圧倒的なアドバンテージを獲得している」(ユキム)。

 ミッドレンジとしては初めてネオジウムマグネットを採用したという新ユニットは150ミリ径。アルミダイキャスト製の一体型バスケットを用いている。

「JET V」ツィーター(左)とミッドレンジのアルミダイキャスト製一体型バスケット(右)

 ウーファーは、クルトミューラーから供給を受けているセルロース・パルプとアルミのハイブリッド振動板で、サイズは180ミリ径。バッフル面にはアルミダイキャストを採用し、裏側に続くバスケットまでを一体成形して強度を高めた。そのほかにもボイスコイル内径の拡大、正確なピストンモーションの為に大きくなったラバーエッジなど徹底的なリファインが行われたという。

 最大入力は280ワット。周波数特性は28〜5万Hz。インピーダンスは4オーム。1台あたりのサイズは、ベース部を含め290(幅)×380(奥行き)×1180(高さ)ミリ。重量は32.5キログラム。

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