高さ4センチ! とにかく細いサウンドバー、ソニー「HT-ST3」
ソニーは8月8日、サラウンドシステムの新製品「HT-ST3」を発表した。同時発表のフラグシップ「HT-ST7」同様、“Sound Stage”の名前を冠したプレミアムモデル。実売想定価格は6万円前後で、発売は10月19日になる予定だ。
日本の住宅事情や薄型テレビのトレンドを考慮し、バースピーカーの高さをわずか40ミリ(スタンドなし)に抑えたモデル。強度をかせぐため、ボディーはアルミ削りだしという、ぜいたくな仕様になった。幅は約900ミリと40インチの薄型テレビにぴったりのサイズだ。
キャビネットが細いだけに、搭載するスピーカーユニットにも一工夫。メインのスピーカーは、フラットで剛性の高い発泡マイカ振動板を採用した30×100ミリ径の楕円(だえん)形ユニットで、1つにつきボイスコイルを2つ使った“ツインボイスコイル”仕様になっている。さらに同サイズのパッシブラジエーターを並べて不足しがちな低域をカバー。20ミリ径のソフトドームツィーターを合わせ、基本的に3つを1組として1chを構成する。
アンプはソニーお得意のS-Master。HT-ST7と同様のディスクリート構成とし、ユニットを独立したアンプで駆動することでチャンネル間の干渉や音のにごりを抑えた。HT-ST3の場合、バーユニットの4chとサブウーファーの2chを合わせて6chを独立したアンプで駆動させる仕組み。
一方、別体のサブウーファーは有線接続ながら縦置き/横置きの両方に対応し、AVラックの中などにも設置できる。また設置した際に周囲と共振しないよう、2つのウーファーユニットを対向配置し、互いの振動を抑える「振動キャンセラー構造」とした。サイズは、約430(幅)×135(高さ)×370.5(奥行き)ミリ。
バーチャルサラウンド技術は、ソニー独自の「S-FORCE PRO フロントサラウンド」。また、人の声を明瞭(めいりょう)にする「ヴォイス切替」や、小音量時のバランスを整える「サウンドオプティマイザー」、圧縮音源再生時に失われがちな微小信号を再現する「ハーモニクスイコライザー」など、HT-ST7と同じ機能を搭載している。
スマートフォンなどから楽曲をワイヤレス再生できるのも特長の1つだ。BluetoothとNFC(Near Fiels Communication)を搭載し、スマートフォンから手軽に音楽を再生できる。AACおよびapt-Xコーデックをサポートしているため、対応機器との組み合わせなら、より高音質のワイヤレス再生が可能だ。
入出力端子は、サブウーファーの背面にある。HDMI入力は3系統で、3Dや4Kパススルーにも対応する。ほかに2系統の光デジタル入力とアナログコンポジット1系統を備えた。
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