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日テレが「JoinTV」をオープンプラットフォーム化、WOWOWが採用

» 2013年10月07日 22時41分 公開
[ITmedia]

 日本テレビ放送網は10月7日、同社が運営するソーシャル視聴サービス「JoinTV」(ジョインティービー)を11月にオープンプラットフォーム化し、日本テレビ以外の放送事業者へも提供すると発表した。第1弾としてWOWOWが名乗りを上げている。

オープンプラットフォームの概要

2012年3月に実証実験として「iCON」で利用された。なお、当時の表記は「JoiNTV」だった

 JoinTVは、2012年3月に日本テレビが開発・実用化したソーシャル視聴サービス。テレビ放送とFacebookなどのソーシャルメディアを融合させ、さらにスマートフォンやタブレットなどのセカンドスクリーンとの連携を可能にした(→関連記事)。今回のオープンプラットフォーム化により、JoinTVのAPIを日本テレビ以外の放送事業者も利用できることになった。「将来的には、ビッグデータをテレビ局同士で共有し、精度の高いデータを利用して、よりよい番組やサービスの提供につなげることもできる」(同社)。

 WOWOWでは、11月に放送を予定している大型無料放送番組でJoinTVを採用。視聴者参加型・セカンドスクリーン企画を実施するとしている。

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