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トップウイング、多彩な音源に対応したDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「nano iDSD」を発売スマホでもハイレゾ

» 2013年12月25日 21時32分 公開
[ITmedia]

 トップウイングは12月25日、英iFI-Audio製のポータブルヘッドフォンアンプ「nano iDSD」を発売した。価格は2万6250円。

「nano iDSD」

 nano iDSDは、BurrBrown製のDACチップを搭載したUSB接続のポータブルヘッドフォンアンプ。「あらゆる解像度フォーマットを再生する」(同社)のが特長で、最大384kHz/32bitのPCM音源のほか、2.8M/ 5.6M/ 6.2MHzのDSD。さらに353k/384kHzのDXDまでサポートするという。

 PCはもちろん、iPhoneなどのiOSデバイスやAndroid端末と組み合わせてのハイレゾ音源再生も動作確認済み。iOS 7を導入したデバイス(iPhone 4以降、iPad2以降など)にオンキヨーの「HFプレーヤー」(要アプリ内課金1000円)あるいはA2cAppsの「Hibiki」(DSD専用、500円)を導入し、「カメラ・コネクション・キット」経由でnano iDSDとUSB接続すると、ハイレゾPCM音源やDSDの再生(DoP方式)が可能になる。

「HFプレーヤー」でPCM、DSDを再生中。ただし、PC以外のデバイスと接続した場合、デバイス側の制約により、nano iDSDのサポートするフォーマットすべてを再生できるわけではない

 またAndroid端末でもOSのバージョンが4.1以降でアプリが外部へのデジタル出力に対応していれば、OTGケーブル経由でnano iDSDへのデジタル出力が可能だ。このほか、ソニーのハイレゾ対応ウォークマン「F880シリーズ」「ZX1」は純正オーディオ出力用USB変換ケーブル「WMC-NWH10」を使ってnano iDSDと接続できることが確認されている。

RCAピン出力、同軸デジタル出力端子も備えている

 nano iDSD内蔵のリチウム・ポリマー・バッテリーでは約10時間の連続再生が可能。ヘッドフォンアンプの出力は80ミリワットで、家庭用オーディオと接続するためのRCAピン出力、同軸デジタル出力端子も備えている。本体サイズは68(幅)×158(長さ)×28(厚さ)ミリ。重量は162グラム。

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