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ナクソス、海外著名オーケストラ来日公演の数々をハイレゾ配信

» 2014年02月26日 20時53分 公開
[ITmedia]

 ナクソス・ジャパンは、1960年代から1970年代にかけて来日した海外オーケストラの名演を「NHK来日オーケストラアーカイブシリーズ」としてハイレゾ配信すると発表した。2月26日からe-onkyo musicで配信をスタートする。

ボストン交響楽団/シャルル・ミュンシュ(指揮)(写真=左)東京体育館(1960年5月30日)/旧NHKホール(1960年5月4日)Licensed by NHK ENTERPRISES, INC.

 日本のクラシック音楽需要が放送を通して爆発的な広がりをみせた1960年代から70年代に来日し、NHKのラジオやテレビで放送された著名演奏家の講演からタイトルを厳選。アナログマスターから192kHz/24bitもしくは96kHz/24bitでデジタル化したもの。第1弾は、「バイエルン放送交響楽団&ラファエル・クーベリック(指揮)」および「ボストン交響楽団&シャルル・ミュンシュ(指揮)」の演奏による計10タイトルだ。価格は、アルバムが2381円(税抜き)。

 バイエルン放送交響楽団は、1965年来日時の「ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』」など、また1975年来日時の「マーラー:交響曲第9番」など6タイトルをピックアップ。「10年の時を経て円熟していった両者の蜜月を味わうことができます」(同社)。

 一方のボストン交響楽団は、1949年から10年以上にわたって音楽監督を務めたシャルル・ミュンシュが指揮した1960年の来日公演から、ミュンシュの十八番といわれる「ベルリオーズ:幻想交響曲」「ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』」など4タイトルを配信している。

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