寺垣研究所は2014年7月7日、独自の方式で音を鳴らす「ミュージック・プレート」を発表した。価格は25万円(税別)で、8月1日から予約を受け付ける。出荷開始は9月上旬となる見込み。
ミュージック・プレートは本体下部にあるユニットに内蔵したボイスコイルを振動させ、その振動を本体前面にある板に伝えて振動させることで音を鳴らす。1台でステレオ・サウンドを鳴らすことができる。
本体前面の板は交換可能となっており、板の素材によって音が変わる。木材なら柔らかい中低音域が充実し、金属なら高音域が突出するようになるという。出荷時の本体にはバーチ(カバ)材に塗装を施した板が付属している。交換用の板として、スギ、漆塗りの木材、アルミといったものを検討しているが発売時期は未定。
音声入力端子はステレオミニジャックのみで、電源はACアダプタ。内蔵アンプの出力は14.5W×2。外形寸法は300(幅)×430(高さ)×130(奥行き)ミリ。重量は2.75キロ。アンプを内蔵しないモデルも9月上旬から出荷開始する予定だが、価格は未定。
寺垣研究所はこの製品を東京デザイン製品展(2014年7月9日〜7月11日、東京ビッグサイト)に出展し、実際に動作させる予定。
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