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低音をブースト&ブースト! ソニーから「EXTRABASS」ヘッドフォンの新シリーズワイヤレスもある

» 2014年09月09日 14時17分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月9日、豊かな低音が特徴のヘッドフォン「EXTRABASS」(エクストラベース)シリーズの新製品として、新開発の「ベースブースター」を搭載した「MDR-XB950」および「MDR-XB450」を発表した。さらにBluetoothを搭載したワイヤレスヘッドセット「MDR-XB950BT」、有線接続ながらベースブースト用のアンプを内蔵した「MDR-XB450B」もラインアップする。

「MDR-XB950」

 いずれも10月24日に発売する予定で、価格はオープンプライス。実売想定価格は、「MDR-XB950」が9300円前後、「MDR-XB450」は4600円前後、「MDR-XB950BT」は1万6500円前後、MDR-XB450Bは7400円前後となっている。

「MDR-XB950」(左)と「MDR-XB950BT」(右)。いずれもブラックとグレーの2色だ

「MDR-XB450」は5色展開。ブラック、ホワイト、レッド、ブルーに加え、流行のイエローをラインアップ(左)。「MDR-XB450B」はブラックのみ(右)

2種類のベースブースター

 「MDR-XB950」および「MDR-XB450」では、ハウジング上部に「ベースブースター」と呼ばれる小さなダクトを新設。「ダクトで低域の振動板の動作を最適化することで、正確なリズムを刻む圧倒的な重低音とグルーブ感をダイレクトに伝達する」としている。

「MDR-XB450」の「ベースブースター」(左)

 一方の「MDR-XB950BT」および「MDR-XB450B」では、「ベースブースター」に加え、内蔵アンプによって重低音の音圧を上げる「エレクトロベースブースター」も追加。「従来のヘッドフォンでは体験できなかった、クラブのフロアのようなグルーブ感を実現した」という。エレクトロブースター使用時のバッテリー持続時間はどちらも20時間となっている。

「エレクトロベースブースター」のスイッチ

 Bluetooth対応の「MDR-XB950BT」は、コーデックとしてSBC、AAC、apt-Xをサポート。対応するプレーヤー機器との組み合わせなら、低遅延、広帯域伝送が可能になる。

 振動板は、「MDR-XB450/XB450B」が30ミリ径で、「MDR-XB950/XB950BT」が40ミリ径。いずれもXBシリーズ専用に開発されたもので、振動板のコルゲーション部分の溝を増やすなど“重低音向き”の設計だ。ハウジングにはアルミプレートを搭載。ヘッドバンドは頭の形状に合わせたデザインとし、重低音に負けない安定した装着性を目指した。また「MDR-XB950/XB950BT」では、オーバーイヤー型(耳覆い型)のイヤーパッドを立体縫製することで、気密性を高めることで重低音の再現性を向上させている。

型番 MDR-XB450 MDR-XB950 MDR-XB450B MDR-XB950BT
ドライバー径 30ミリ径 40ミリ径 30ミリ径 40ミリ径
Bluetooth なし 内蔵
ベースブースター
エレクトロベースブースター なし あり
バッテリー 単四形乾電池2本 内蔵バッテリー
カラバリ 5色(B、W、L、Y、R) 2色(B、G) 1色(B) 2色(B、G)
実売想定価格 4600円前後 9300円前後 7400円前後 1万6500円前後
発売日 10月24日

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