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ティアック、Wi-Fi搭載のPCMレコーダー2機種TASCAM「DR-44WL」「DR-22WL」スマホでも操作可能

» 2014年09月17日 18時20分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 ティアックは9月17日、TRASCAMブランドからリニアPCMレコーダー「DR-44WL」「DR-22WL」を発表した。いずれも価格はオープン。店頭想定価格は4トラック録音対応の上位モデルDR-44WLが3万5800円前後、下位モデルDR-22WLが1万7800円前後(いずれも税別)。

 両機種ともX-Y方式の単一指向性ステレオコンデンサーマイクを搭載し、最高96kHz/24ビットのリニアPCM録音(WAV/BWFフォーマット)、44.1k/48kHzで32kbps〜320kbpsのMP3での録音が可能。対応ファイルフォーマットは共通だ。

 またWindows/MacintoshとのUSB接続のほか、Wi-Fiを搭載しスマホやタブレットからのiOS/Android用専用リモートコントロールアプリケーション「TASCAM DR CONTROL」(Google PlayおよびApp Storeから10月上旬に無料ダウンロード開始予定)によって遠隔操作やデータ転送できるのが特徴だ。

DR-44WL

 4トラックのリニアPCMレコーダーで、アナログオーディオ入力にはXLR-3-31、6.3ミリTRS標準ジャックを採用。マイク部にはショックマウント機構および専用マイクケース(ハウジング)を備えるなど、耐高音圧設計を採用している。

「DR-44WL」の前面(写真=左)、背面(写真=右)

「DR-44WL」の左側面(写真=左)、右側面(写真=右)

 アナログオーディオ出力は3.5ミリステレオミニで、PCとの接続用はMicro-BタイプのUSB 2.0ポートを採用。なお、内蔵スピーカーは装備しない。

 電源は単三形電池4本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)、PCからのUSBバスパワー、専用ACアダプター(付属のGPE053B)、専用ACアダプター(別売のTASCAM PS-P515U)となっている。

 本体サイズは79(幅)×42.5(奥行き)×162.2(高さ)ミリで、重量は約346グラム(電池を含む)。付属品は、4GバイトのmicroSDHCカード(SDメモリーカードアダプター付き)、USBケーブル、専用ACアダプター(GPE053B)、ウィンドスクリーン、マイクスタンドアダプター、シューマウントアダプター、ソフトケース、動作確認用単三形電池4本、取扱説明書(保証書付)。

DR-22WL

 2トラック録音対応で軽量かつ使いやすさを追求し、内蔵スピーカーも備えたモデル。

「DR-22WL」の前面(写真=左)、背面(写真=右)

「DR-22WL」の左側面(写真=左)、右側面(写真=右)

 アナログオーディオ入力/出力はいずれも3.5ミリステレオミニで、PCとの接続にはMicro-BタイプのUSB 2.0ポートを採用する。

 電源は単三形電池2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)、PCからのUSBバスパワー、専用ACアダプター(別売のTASCAM PS-P515U)の3通りだ。

 本体サイズは52.2(幅)×36.6(奥行き)×155(高さ)ミリで、重量は約170グラム(電池を含む)。付属品は4GバイトのmicroSDHCカード、USBケーブル、動作確認用の単三形電池2本、取扱説明書(保証書付)となっている。

 

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