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OPPOがユニバーサルプレイヤー8機種をアップデート――ネットワークオーディオ機能を強化

» 2014年10月31日 19時58分 公開
[ITmedia]

 OPPO Digital Japanは10月30日、ユニバーサルプレイヤー8機種のファームウェアアップデートを公開した。

リモコン画面(左)、メディア再生コントロール(右)

アプリ上に表示されるDLNAサーバのアイコン

 今回のファームウェアアップデートにより、先にリリースされていた専用アプリ「Media Control」の新版(iOS/Android)と組み合わせ、標準アプリでもDLNAによるネットワークオーディオ機能が利用できるようになる。同社では、「DLNAでしかアクセスできないNASにも標準アプリでアクセスできる。純粋なオーディオプレーヤーとして利用したい方には必須の機能」と話している。

 そのほか、ファームウェアアップデートによる本体の機能追加と不具合修正は下記の通り。対象モデルは、「BDP-105DJP」「BDP-105JP」「BDP-103DJP」「BDP-103JP」「BDP-105D」「BDP-105」「BDP-103D」「BDP-103」。

  • BDP-103D/105DのHDMI1出力において、解像度設定でソースダイレクトを選択し、カラースペース設定でRGB Video Levelを選択した場合、実際にはRGB PC Levelが適用されている、という問題を解決。
  • HDMI1の画質パラメーターを変更しても、コントラストの調整値が自動的に0に戻るという75-0515ファームウエアの問題を解決。
  • DVDの24P変換をONにした状態で、DVD再生中に早戻し(REV)ボタンを押すと、プレーヤーがフリーズするという75-0515バージョンで発見された市販DVDディスクの再生問題を解決。
  • 2L製の音楽Blu-ray Disc再生時にA/V Syncを90msまたはそれ以上に設定している場合、どちらのHDMI出力からも音声信号が出ない場合がある、というにまつわるHDMI音声出力の問題を解決。
  • RS232Cシリアルコントロールのプロトコルを改定。具体的には、「Film Fresh」サービス対応の中止に伴い、コマンド「#APP FFR」を削除し、「Berlin Philharmoniker」サービスへのアクセスを可能にするコマンド「#APP BER」を追加。これに加え、コマンド「#SZM」がアスペクト比を変更できないという症状を解決。
  • 「Pandora」サービスに「Pandora Premiers」のサポートを追加。※JPモデルではPandoraサービスを利用できない。
  • ギャップレス再生機能において、96kHz/24bitのWAVファイルでギャップレスモードが有効にならない場合があるという症状を解決。
  • CUEファイル、とうに複数のWAVファイルにひもづけられるCUEファイル機能を改善。
  • ディスク再生の全般的な互換性が向上。また、外部字幕を使用する場合により多くの言語に対応するため、対応する文字コードを拡張。


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