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エミライ、韓国TVLogicのUSB DAC搭載ヘッドフォンアンプ「Aurender FLOW」を発売最大1TバイトのSSDを搭載可能

» 2014年11月26日 16時00分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 エミライは11月26日、韓国TVLogicのオーディオブランド「Aurender」のUSB DAC搭載ヘッドフォンアンプ「Aurender FLOW」(ARD-V1000)の国内販売を12月19日から行うと発表した。価格は16万9000円(税別)で、Aurender初のDAC製品となる。

USB DAC搭載ヘッドフォンアンプ「Aurender FLOW」。液晶ディスプレイやアルミニウム切削ボディを採用する。本体のサイドボタンはHIDに対応し、さまざまな機能の集中的なコントロールを可能にしている

 アルミ削り出しボディには、mSATA接続のSSD(別売)を内蔵でき、最大1Tバイトのストレージとしても扱えるのが特徴だ。SSDを追加したFLOWをUSBケーブルでPCに接続すると、大容量ストレージとしても認識させることができる。なお、FLOWにはプレーヤー機能がないので、PCやAndroidデバイスと連携が必須となる(データの流れは、SSD→PC→DAC)。

USB DAC搭載ヘッドフォンアンプ「Aurender FLOW」の利用イメージ。入力端子にUSB 3.0を採用したことで、SSDへのデータ転送が高速化できた

 DACには、ダイナミックレンジが広く、高速クロック(80MHz)からマスタークロックの生成と、リクロックによるオーディオ入力のジッタ除去が特徴となるESS Technologyの「ES9018K2M」を搭載。最大384kHz/32bit PCM音源および5.6MHz/2.8MHz DSD再生に対応する。

 ヘッドフォンアンプ部は、高い駆動力を実現したA級動作。ボリューム精度は、-110デシベル〜0デシベル(操作速度に応じて可変)。出力は43ミリワット/600オーム、87ミリワット/300オーム、384ミリワット/56オーム、570ミリワット/32オーム、1800ミリワット/8オーム。出力インピーダンスは0.06オーム、ダイナミックレンジは最大122デシベル、ダンピングファクターは130未満。

 内蔵バッテリーの容量は4450mAhで、最大再生可能時間は7時間としている。

「Aurender FLOW」の特徴

 入力端子は、USB 3.0×1、光デジタル(角形)×1。出力端子は6.35ミリフォーンジャック。

 本体サイズは80(幅)×28(奥行き)×137(高さ)ミリで、重量は約450グラム。付属品はUSB 3.0ケーブル、Android端末接続用のOTGケーブル、光デジタルケーブル、カバー取り外し用ドライバー、ステレオRCA変換ケーブル、3.5ミリステレオミニ変換プラグ、ACアダプター、クイックスタートガイド(英文)。

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