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デノン、防沫設計のスリムなBluetoothスピーカー「ENVAYA Mini」お風呂で使える

» 2014年11月28日 14時49分 公開
[ITmedia]

 デノンは11月28日、Bluetoothスピーカー「ENVAYA」(エンバヤ)シリーズのエントリーモデルとなる「ENVAYA Mini」(型番はDSB-100)を発表した。ブラックとホワイトの2色を12月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭では1万7000円(税別)前後になる見込みだ。

「ENVAYA Mini」はブラックとホワイトの2色

 横長のスリムな筐体(きょうたい)はIPX 4相当の防沫仕様。バッテリーも内蔵しているため、屋外に持ち出せるほか、浴室などの水回りでも利用できる。ボディー前面はパンチングメタルで、その内側にあるサランネットも水を通さない仕様だ。また通気性も高く、濡れたときも素早く乾くという。

前面はパンチングメタルで、その内側にあるサランネットを使用している

 サランネットの内側には、40ミリ径ユニットによるステレオスピーカーと楕円(だえん)形のパッシブラジエーターを搭載。上位機譲りのDSP処理と合わせ、パワフルで広がりのある音場を作り出す。内蔵バッテリーでは、約10時間の連続再生が可能だ。

 BluetoothのコーデックはSBCのほか、AAC、apt-Xをサポート。aptX Low Latencyにも対応しているため、動画再生時には音声と映像のズレを最小限に抑えることができる。NFCにも対応しており、スマートフォンやタブレット端末との組み合わせると、本体が電源オフの状態でもタッチすれば起動から楽曲再生まで行える。

NFCは上面、両サイドには操作ボタンとインタフェース類が設けられている。カバーを開けると、充電用のmicro USBポートや3.5ミリステレオミニのアナログ外部入力が出てくる。充電時間は約2.5時間

 側面には再生/停止から曲送り/曲戻しなど一通りの再生操作が行えるボタン類を装備。またマイクも搭載しており、接続したスマートフォンなどに着信があった場合は、「再生」ボタンで通話できる。エコーを抑えてクリアな通話を可能にするCVC(Clear Voice Capture)技術も搭載した。

ブラックモデルはサランネットがブルー

 本体サイズは、210(幅)×54(高さ)×51(奥行き)ミリ。重量は510グラム。キャリングポーチと充電用のUSBケーブルが付属する。

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