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LED光源で1500ルーメン、OptomaからフルHDプロジェクター「HD92」登場

» 2015年05月20日 22時51分 公開
[ITmedia]
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 オーエスプラスeは5月20日、OptomaのDLPプロジェクター「HD92」を発表した。同日より販売を開始する。価格はオープンで、店頭では50万円前後(税別)になる見込みだ。

「HD92」

 昨年発表した「HD90」の後継となるフルHDモデル。従来機からRGBのLED光源を採用しているが、今回は光源や映像エンジンを一新。明るさを1500ルーメンに引き上げつつ、DLP-Cの色域をカバーした。「一般的な水銀ランプに比べて色の純度が高く、あたかもCRTのような色彩調整を可能にした」(同社)。

LED光源(左)と水銀ランプ(右)の波長イメージ−−

 新しい映像エンジンには、フレーム読み取り速度を従来の約2.5倍に上げ(同社比)、映像に含まれた全ての情報をスクリーン上に映し出すという「ウルトラディティール」、自然なイメージを提供するカラー処理アルゴリズム「ピュアカラー」、そしてBlu-ray Disc製作時にダウンサイジングされるフレームが原因で起こるモーションブラー(残像)やフィルムジャダー(ギクシャク感)を回復し、滑らかな映像を再現する「スーパーピュアモーション」といった機能が盛り込まれた。さらに映像のフレームごとに輝度情報を元にLEDランプの出力を自動調整する独自の「ダイナミックブラック」技術により、コントラスト比は50万:1を実現したという。

 このほか、垂直方向で±60度、水平方向に±10度のレンズシフト機構を搭載し、設置時の柔軟性も確保した。入力端子は2系統のHDMIに加え、VGA、コンポーネント、コンポジットを各1系統となっている。本体サイズは345(幅)×443(奥行き)×162(高さ)ミリ。重量は6.5キログラム。

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