ソニーは6月10日、カナル型イヤフォンのエントリーモデル「MDR-EX150」「MDR-EX250」を発表した。いずれも7月15日に発売する予定で、価格はオープン。店頭ではMDR-EX150が2000円前後、MDR-EX250は3200円前後になる見込みだ。またスマートフォン対応のリモコンマイク付きモデルも用意する。
2機種ともハウジングに設けた孔を従来機よりも小さくした“音漏れ低減モデル”。主に中高音が音に放出されることを防ぐという。ドライバーはMDR-EX150が9ミリ径、MDR-EX250は12ミリ径。MDR-EX250では、振動板のエッジ幅を狭くすることで「12ミリ径でありながら、実際に音を出すドーム部分は16ミリ径ドライバーと同等面積」(同社)という独自開発のドライバーを採用している。
ケーブルは細かい溝を設け摩擦を減らし、絡みににくくしたセレーションケーブル。長さは1.2メートルで、ケーブルとイヤーピースは本体に合わせたカラーを採用した。イヤーピースはSS/S/M/Lの4サイズが付属する。
MDR-EX150には「AP」(Androidフォン)と「IP」(iPhone)のバリエーションモデルを用意(EX250はAPのみ)。リモートコントローラー部にマイクを内蔵してハンズフリー通話に対応するほか、楽曲再生時には再生/一時停止などの基本操作が可能だ。APモデルについてはソニー独自の「Smart Key」アプリをサポートしており、Android 4.0以上の「Xperia」と組みあわせた場合、ボタンのクリック数に応じてさまざまな操作が行える。
| 製品型番 | MDR-EX150 | MDR-EX150AP | MDR-EX150IP | MDR-EX250 | MDR-EX250AP |
|---|---|---|---|---|---|
| 音漏れ低減 | ○ | ||||
| ドライバー | 9ミリ径 | 12ミリ径 | |||
| 再生周波数帯域 | 5〜2万4000Hz | 5〜2万5000Hz | |||
| インピーダンス | 16オーム | ||||
| カラー | 10色 | 8色 | 8色 | 5色 | 4色 |
| 実売想定価格 | 2000円前後 | 2600円前後 | 3200円前後 | 3200円前後 | 3600円前後 |
| 発売日 | 7月15日 | ||||
ソニーの“山ラジオ”が進化――FM補完放送に対応した「ICF-R354M」発売
ソニー、FM補完放送に対応したスタンダードICレコーダー「ICD-UX533FA」
コントロールボックスをなくしたスポーツ用Bluetoothヘッドセット、ソニー「MDR-AS600BT」登場
ウォークマン「Aシリーズ」にぴったり! ソニーがコンパクトなハイレゾ対応ポタアン「PHA-1A」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR