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レトロなのに最先端! ハイレゾ対応の管球式ミニコンポ「iFI Retro」発売

» 2015年08月26日 21時24分 公開
[ITmedia]

 トップウイングは、英iFI-Audioのミニコンポ「Retro Stereo 50」およびスピーカー「Retro LS3.5 Speaker」を8月31日に発売する。価格は本体が16万円、スピーカーは14万円(いずれも税別)。

「Retro Stereo 50」と「Retro LS3.5 Speaker」

 昨年「秋のヘッドフォン祭2014」で展示されたレトロな外観のハイレゾ対応システム。基板設計の変更とそれに伴う技適認証の関係で発売を延期していた。

 A級動作の管球アンプにバーブラウンの最新チップセット、AMRのデジタルプロセッサー「DP-770」などを組み合わせた異色のミニコンポ。USB入力でハイレゾ音源を再生可能で、PCM音源は最大768kHz、DSDは24.6MHzまで対応するという。アンプの出力は25ワット+25ワット。ヘッドフォンアンプやフォノイコライザーも備えた。

 Bluetooth/NFCも搭載し、スマートフォンなどの対応機器から手軽にワイヤレス再生が可能だ。背面にはiPhoneやAndroid端末の接続に対応するUSB 3.0端子のほか、192kHz入力対応の光デジタル入力、アナログ外部入力などとなっている。

背面端子

 スピーカーの「LS3.5」は、伝説的なBBCモニター、LS3/5aをiFiが21世紀の目で捉えて再現したというもの。キャビネットは竹製で、1.1インチのシルクドームツィーターと4.5インチのペーパーコーンドライバーを搭載しているが、いずれもiFIが独自に設計したものだという。

 本体のサイズは300(幅)×153(高さ)×226(奥行き)ミリ。重量は5.8キログラム。スピーカー1本は146(幅)×268(高さ)×226(奥行き)ミリ。

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