ソニーは4月18日、55V型の4K(3840×2160ピクセル)有機ELパネルを搭載した業務用ピクチャーモニター「PVM-X550」を発表した。価格は未定で7月に発売予定。要望が多かったという大型化を実現した。
30V型4K有機ELマスターモニター「BVM-X300」と同じ信号処理回路を採用し、有機ELの自発光方式ならではの黒の再現性や100万:1以上の高コントラスト、広色域、広い視野角などを実現した。同社は「業務用有機ELモニターの開発で培った正確な色、正確な画像、高い信頼性を極める『TRIMASTER EL(トライマスターEL)』技術により、映像素材の色を高画質かつ忠実に再現し、確認できる」としている。
機能面では、「独立設定Quad View表示」を搭載。モニターを4分割表示し、各映像に合わせた各種設定値(色域、EOTF、色温度、コントラストなど)を分割画面ごとに設定できる。
インタフェースは入力は、4BNC×2、HDMI×1、LANポート。出力は4BNC×2、音声用ステレオミニ×1。スタンドを含む本体サイズは、約1241.6(幅)×205(奥行き)×737.2(高さ)mm、重量は約21.7kg。
ソニーでは、「主に、放送局や映像制作プロダクションにおける品質管理、編集やカラーグレーディング、クライアントの映像確認用モニターやライブ制作のプレビュー、プログラム確認モニターとして提案するほか、企業や大学などの商品開発や研究、産業用向けに提案していく」という。
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