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ソニー、ウォークマンにaptX HDやMQA再生を追加するアップデート

» 2017年11月09日 18時34分 公開
[ITmedia]

 ソニーは11月9日、ポータブル音楽プレーヤー「ウォークマン」の一部モデルに向け、本体ソフトウェアアップデートを実施すると発表した。BluetoothのコーデックにaptXやaptX HD audioが追加されるほか、新たにMQA(Master Quality Authenticated)再生が可能になる機種もある。

「NW-ZX300」

 アップデートの対象は、2016年10月発売の「NW-WM1Z/WM1A」、および2017年10月発売の「NW-ZX300/A47/A46HN/A45HN/A45」。MQA再生に対応するのは、「NW-WM1Z/WM1A」だ。

ウォークマン「NW-WM1Z」(左)と「NW-WM1A」(右)

 aptX HDは、48kHz/24bitの音声データを伝送できるBluetooth(A2DP接続時)のコーデック。対応するワイヤレスヘッドフォンなどがあれば、従来(SBC)よりも高音質のワイヤレス音楽再生が楽しめる。一方のMQAは、従来よりもファイル容量を削減しながら高品位なハイレゾ再生を実現した注目の新フォーマットだ。

NW-WM1Z/WM1Aのアップデート内容

  • Bluetooth機能の対応コーデックに、aptX、aptX HDを追加
  • 楽曲の対応フォーマットに、APEとMQAを追加
  • 再生画面にシャッフルとリピートの設定を追加
  • 電池を長持ちさせるための電源自動オフ機能を追加
  • 曲の詳細情報を表示させる方法の追加
  • 電源投入時の起動時間の短縮
  • そのほかの機能改善

NW-ZX300/A47/A46HN/A45HN/A45のアップデート内容

  • Bluetooth機能の対応コーデックに、aptX HDを追加
  • そのほかの機能改善

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