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Winny開発者に有罪判決

» 2006年12月13日 10時13分 公開
[ITmedia]
photo 金子被告=2004年9月

 P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた金子勇被告の判決公判が12月13日、京都地裁であった。氷室真裁判長は罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。

 金子被告は、Winny開発は純粋な技術的見地から行ったもので、著作権侵害を増長させる意図はなかった、と無罪を主張。検察側は、金子被告が著作権侵害を助長する目的でWinnyを開発したと主張していた。

 判決公判は午前10時開廷。小雨が降りしきる中、約60席の一般傍聴券を求めて200人以上の傍聴希望者が朝早くから列を作った。

photo 京都地裁
photo 傍聴券を求めて多数の人が集まった
photo 地裁近くの会見場には「不当判決」の文字が

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