米Intelは9月19日、モバイルインターネットデバイス(MID)やウルトラモバイルPC(UMPC)に関する技術について、Intel Developer Forum(IDF)で説明した。
同社は2008年前半に、初代UMPCと比較すると10分の1の低消費電力を実現するUMPC向けプラットフォーム、コードネーム「Menlow」を投入。次いでMenlowよりもさらにアイドル時の消費電力を10分の1に抑えた次世代プラットフォーム「Moorestown」を投入する計画を明らかにした。
Menlowは45ナノメートルプロセスとhigh-kを採用した「Silverthorne」プロセッサと、次世代チップセット「Poulsbo」を基盤とする。またMenlow搭載システムは、Wi-Fi、3G、WiMAXに対応するという。
今回披露されたMoorestownは、CPU、グラフィックス、ビデオ、メモリコントローラをシングルチップにまとめたSoC(system on chip)設計だという。Moorestown搭載MIDのアイドル時の消費電力はMenlow搭載機の10分の1以下となるため、小型化かつ電池の駆動時間も延長できるとしている。
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