米ソフトウェア大手Microsoftは4月21日の週に、米サンフランシスコで開かれるWeb2.0カンファレンスで同期化ソリューションの「Live Mesh」を発表する見通しだ。
Microsoftはカンファレンス期間中の4月24日に開く「Mesh It Up」というイベントに、関係者を招待した。招待状には「Live Mesh」の見出しが付いていた。
しかもその前日には、MicrosoftのLive Mesh担当ジェネラルマネジャー、アミット・ミタル氏が「Get Mesh!」と題した基調講演を行う。
先月ラスベガスで開かれたMicrosoft MIXカンファレンスでは、同社チーフソフトウェアアーキテクトのレイ・オジー氏が、すべての機器が「メッシュ」を介して接続される世界について語っていた。
一方、Microsoftが4月中にLive Meshの最初のβを披露する見通しだと報じた観測も少なくとも1つある。
オジー氏はMIXで、デベロッパーやデザイナーは「Webをハブとして考える」必要があるとして、次のように語った。「社会活動のハブはソーシャルメッシュ、技術活動のハブはデバイスメッシュだ。ソーシャルメッシュについて言えば、人と人とを結ぶWebの性質はいずれ、生産性からメディア、エンターテインメントといった分野に至るまで、PCの個人的側面を含むわれわれの活動すべてにインパクトを与える。われわれのものも、あなた方のものも、すべてのアプリケーションはWebが持つグループ形成の側面を取り入れる。Webのリンク、共有、ランキング、タグは、PC上のファイル、編集、閲覧と同じくらい、われわれにとってなじみ深いものになる」
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
Special
PR