富士通と富士通研究所は3月16日、NTTドコモと共同で、札幌市のユビキタス特区でLTE(Long Term Evolution)のフィールド実証実験を実施したと発表した。
同市内の市街地環境で、ドコモの実験局を使ったLTE伝送実験を実施。下りリンクの「4×4 Pre-coding MIMO」スループット特性評価で最大120Mbps(10MHz帯域幅)が得られることを確認した。LTEの最大帯域幅である20MHzに換算すると、最大240Mbpsスループットに相当するとしている。
富士通はドコモからLTE無線基地局の開発・製造メーカーに選ばれており、実験成果も商用システムに活用する。
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