米Adobe Systemsは3月24日、ゲーム開発者やマルチメディア制作者向けのソフト「Adobe Director」の新版をGDC(Game Developer Conference)で発表した。
最新のDirector 11.5では、5.1チャンネルサラウンドサウンドを実現する新しいオーディオエンジンを採用する。H.264フォーマットとRTMPストリーミングをサポートして高精細(HD)ビデオの提供を可能にしたほか、Google SketchupとSketchUp 3-D Importerを通じて3Dデータをインポートできる。NVIDIAのPhysXを利用した物理エンジンも搭載する。
Director 11.5は3月中に999ドルで発売の予定(アップグレード版は299ドル)。Windows XP SP2、Windows Vista、Mac OS X 10.5 Leopardに対応する。
米Intelも23日、GDCに合わせゲーム開発者向けツール「Intel Graphics Performance Analyzers(GPA)」をリリースした。PCゲーム開発者が、Intel Integrated Graphics上でゲームのパフォーマンスを分析し、最適化できるツールだ。Intelのゲーム開発者向けプログラム「Visual Adrenaline」の加入者は無料で、それ以外は299ドルで入手できる。
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