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新興国向けの安価なゲーム機「Zeebo」登場

» 2009年03月24日 16時31分 公開
[ITmedia]

 米ゲーム機メーカーZeeboは3月23日、新興国向けの安価な3Dゲーム機「Zeebo」を発表した。4月にブラジルで発売する。

 Zeeboは携帯電話に使われるQUALCOMMのMSMチップセットとBREWソリューションを基盤とし、3G携帯ネットワーク接続機能を備えたゲーム機。サイズは157×215.4×44ミリ、重さは0.9キロ。4本のゲームがプリインストールされており、ユーザーは5本目を無料でダウンロードできる。

 新興国向けに安価な価格設定にしており、ブラジルでの価格は199米ドル。同国で売られている主要ゲーム機の約5分の1の価格という。年内にほかの地域でも179ドル以下で発売する予定で、来年には149ドル以下になるとしている。

 カプコン、Electronics Arts Mobile、Id Software、ナムコなど主要ゲーム会社が、Zeebo向けにコンソール、PC、モバイルゲームを移植する。これらゲームは3Gネットワーク経由でZeeboNet Wireless Networkからダウンロード購入できる。またZeeboのシステムアップデートも3G経由で自動的に行われる。ユーザーは別途ワイヤレス通信プランに加入する必要はない。また今後Zeeboシステムに、ZeeboNetを使ってPCやNetbookを無線ブロードバンドサービスにつなげる機能を加える計画もあるという。

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