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「Twitterがなかったら、きっと閉鎖してた」 “つぶやき”からサイト譲渡先見つかるねとらぼ

» 2009年07月31日 19時31分 公開
[ITmedia]
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 「ideamiを10万で買ってくれる人募集中」――Twitterに何気なく書いたつぶやきがきっかけで、アイデア共有サイト「ideami」は、閉鎖をまぬがれた。

 ideamiは、Web開発者の古川健介さんが作ったサイト。譲渡か閉鎖を考えていた時に何気なく、Twitterの自分のアカウント(@kensuu)で、冒頭のようにつぶやいた。

 このつぶやきを、フォローしていたWeb開発会社・ミクルのリツさん(@ikasuzee)が見つけ、「買いたいです」とTwitter上で返信した。


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 何気ないつぶやきに対して、名の知れたネット企業スタッフから返信があったことに「驚いた」と古川さんは話す。古川さんとリツさんは面識がなく、Twitter上の交流が“初対面”。その後メールなどでやりとりをし、譲渡が決まったという。

 「Twitterがなければ、ideamiは閉鎖していたと思う。小さいサイトだし」――気軽につぶやき、見知らぬ人でも「フォロー」して話かけられるTwitterの“ゆるさ”が、人と人とがつながるチャンスを増やしているようだ。

 古川さんはベンチャー企業・ロケットスタートの経営者。ここ最近は、アルバイトやテスター募集、他社との連絡もTwitterでできるようになり、「本当に便利だなぁと思っている」そうだ。

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