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Microsoft、「反IE6」の声にコメント

» 2009年08月11日 16時19分 公開
[ITmedia]

 Internet Explorer(IE)6に反対する声が高まる中、Microsoftが同ブラウザのサポートをやめないとコメントした。

 ソーシャルニュースサイトDiggがIE6サポートを終了したい意向を示し、Web企業がIE6撲滅運動を展開するなど、このところIE6に対する逆風が強まっている。リリースから8年もたつ同ブラウザへの対応が、Web企業にとって負担になっているからだ。

 MicrosoftのIEチームはネットでこの話題が盛り上がっていることを受けて、「ブラウザサプライヤーとしては、セキュリティ、パフォーマンス、互換性などの理由から、最新のIEに乗り替えてもらいたい」とコメント。ただし、企業ユーザーの場合は、社内アプリケーションとの互換性の問題などから、乗り替えが容易でない場合があると指摘している。

 OSサプライヤーとして、Microsoftに「IE6のサポートをやめるという選択肢はない」とIEチームは明言している。「Windowsのライフサイクルが終わるまで、同梱されたIEもサポートすると約束しているからだ。われわれは約束を守る。多くの人は、システムの特定の部分がどんなペースでアップグレードされようと、OSに最初にインストールされていたものが動き続けると思っている」

 「エンジニアとしては、最新版にアップグレードしてもらいたい」としつつも、「アップグレードするかどうかは、PCを管理している人が決めること」だと述べている。

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