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» 2009年12月02日 07時00分 UPDATE

脳科学生かした赤ちゃん玩具 バンダイと日立が共同開発

脳科学研究を応用した赤ちゃん向け玩具を、バンダイと日立が共同開発した。赤ちゃんの脳の発達に合わせた遊びができるのが特徴だ。

[岡田有花,ITmedia]

 バンダイは12月1日、日立製作所と共同開発した赤ちゃん向け玩具「BabyLabo」(ベビラボ)シリーズを来年1月30日に発売し、ベビー玩具市場に本格参入すると発表した。「アンパンマン」をモチーフした玩具で、日立の脳科学研究を応用して開発。赤ちゃんの脳の発達に合わせた遊びができるのが特徴だ。

画像 BabyLaboシリーズ。真ん中のプレイマットが「ステップごとの刺激と遊び♪ すくすくプレイマット」

 発売するのは、「ステップごとの刺激と遊び♪ すくすくプレイマット」(1万8900円)、布絵本「はじめての読み聞かせ」(2940円)、ガラガラ「りんりんいい音マキマキラトル」(1344円)など。

 日立は玉川大学赤ちゃんラボの協力を得、生後0〜6カ月の乳児約250人で、認識しやすいイラストや音を検証。アンパンマンのさまざまな表情を見せたり、多様な音を聞かせた際の脳の活動を光トポグラフィで調べ、成果を玩具に反映した。


画像 検証したデータの例

 例えば、生後3〜4カ月ならアンパンマンのまっすぐな顔と逆さの顔を認識でき、5〜6カ月なら表情を区別できると判明したため、プレイマットに吊るすアンパンマンの顔カードは、成長に合わせて表情や向きを付け替えられるようにした。プレイマット付属のガラガラの音も、成長に応じて変えられる。

 日立は「Brain Science」マークの運用も開始。脳科学が適切に活用された商品に付けるマークで、第三者の専門家による審査会で審査する。BabyLaboはBrain Science認定第一弾で、今後、さまざまなパートナー企業と組み、Brain Scienceマークを普及させたい考えだ。


画像 日立の長野晄史常務とバンダイの上野社長

 バンダイナムコホールディングスと日立は2006年からエンターテイメント分野で協力をスタート。ナムコが運営するテーマパーク「ナンジャタウン」(東京・池袋)に、光トポグラフィ技術を活用したアトラクションを設置するといった協業を行ってきた(ナンジャタウン新アトラクションに日立の光トポグラフィ技術)。

 バンダイの上野和典社長は、「ベビー玩具で新ブランドを立ち上げて本格参入するのは初。ママも赤ちゃんも満足できる今までにない新しい玩具で、差別化したベビートイを提供する」と話している。

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