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» 2010年01月21日 07時15分 UPDATE

Google News利用者の44%、見出しだけ見て新聞社のサイトには行かず

「Googleは新聞社のサイトにかなりのトラフィックを誘導しているが、新聞社から大幅にシェアを奪ってもいる」と調査会社は報告している。

[ITmedia]

 Google Newsなどのニュースアグリゲーションサイトは、新聞に大きな影響を及ぼしている――英調査会社Outsellがこのような調査結果を発表した。

 同社によると、消費者のネットニュース移行に伴い、米国の新聞発行部数は日刊紙も日曜版も年間で3.5%減少する見通しという。日曜版の発行部数は1990年代初めに6200万部を超えていたが、2012年には4300万部にまで落ち込むと同社はみている。

 印刷版、オンライン版の両方の新聞読者数に、GoogleやYahoo!などのニュースアグリゲーションサイトが大きな影響を及ぼしていると同社は指摘する。ニュース読者の57%は最新ニュースをWebサイトで読んでおり、この割合は数年前の33%から大きく増えている。Google、Yahoo!などのアグリゲーションサイトでニュースを閲覧する読者は33%と、新聞社のサイトにアクセスする読者(8%)よりも多かった。

 「ニュースアグリゲーションサイトの中でも、特にGoogleの影響は大きい。Googleは新聞社のサイトにかなりのトラフィックを誘導しているが、その一方で新聞社から大幅にシェアを奪ってもいる。Google Newsのビジターの44%は、見出しを見るだけで新聞社のサイトにはアクセスしていない」とOutsellは述べている。

 新聞・雑誌業界の関係者は、検索エンジンやニュースアグリゲーションサイトが自分たちのコンテンツにただ乗りしていると批判している。特に、Wall Street Journalなどの新聞を傘下に持つNews Corp.のルパート・マードック氏はGoogleを厳しく非難しており、Googleの傘下のニュースサイトへのアクセスを遮断する意向を示している。

 Outsellの調査は米国の2787人の消費者を対象に行われた。

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