ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

GoogleがWindows向けChromeブラウザの脆弱性を修正、情報提供者に報酬も

» 2010年02月12日 09時51分 公開
[ITmedia]

 米Googleは2月10日付でWindows向けのChromeブラウザ更新版となる4.0.249.89をリリースし、複数の深刻な脆弱性を修正した。

 Google Chrome Releasesブログによると、今回の更新版では6項目の脆弱性に対処した。このうち「V8エンジンの整数オーバーフロー」「<ruby>タグの処理問題(<>は半角)」「サンドボックスメッセージの非直列化に関する整数オーバーフロー」の3件については、危険度「高」と評価している。

 なお、今回修正した脆弱性のうち1件については、Googleの新制度に基づき、情報を寄せた研究者に報酬を払うことを決定。この研究者が報酬をハイチ地震の被災者救援を目的に募金することにしたため、金額を1337ドルに引き上げたとしている。

関連ホワイトペーパー

Google(グーグル) | ブラウザ


企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.