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住友商事、J:COM株をTOB KDDIに対抗

» 2010年02月16日 09時13分 公開
[ITmedia]

 住友商事は2月15日、ジュピターテレコム(J:COM)株式の公開買い付け(TOB)を行うと発表した。保有比率を現在の27.7%から最大40%まで引き上げ、筆頭株主として経営の主導権を確保する狙い。

 J:COMをめぐっては、KDDIが2月19日付けで米Liberty Global(LGI)から31.1%の議決権を取得する計画(KDDI、J:COM出資比率を3分の1未満に引き下げ 金融庁の指摘受け)。住商はTOBでこれに対抗する。

 TOB期間は3月3日から4月14日までで、買い付け価格は1株13万9500円。最大1221億7500万円を投じる。

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