ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

Safariブラウザの更新版リリース、16件の脆弱性に対処

» 2010年03月15日 06時45分 公開
[ITmedia]

 米Appleは、ブラウザの更新版「Safari 4.0.5」をリリースした。Mac OS XとWindowsの両方に影響する多数の深刻な脆弱性に対処している。

 Appleのセキュリティ情報に記載された脆弱性は16件あり、内訳はSafariそのものの脆弱性が1件のほか、ColorSync関連が1件、ImageIO関連4件、PubSub関連1件、WebKit関連が9件となっている。SafariとColorSync、ImageIOの脆弱性はWindowsのみに影響する。

 これら脆弱性を突いて細工を施した画像やWebサイトをユーザーが表示すると、任意のコードが実行されたり情報が流出したりする恐れがある。

 更新版はアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」やダウンロードサイトを通じて入手できる。OSはMac OS X 10.4/10.5/10.6とWindows 7/Vista/XPに対応している。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.