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OracleがJavaの臨時アップデートを公開

» 2010年04月16日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは4月15日(現地時間)、Javaの脆弱性を解決するための臨時アップデートを公開した。脆弱性を突いた攻撃が既に発生している。

 脆弱性は、Java SEとJava For Businessに含まれるJava Deployment ToolkitとJavaプラグインに存在する。いずれも32ビット版のブラウザでJavaを実行した場合に影響を受ける。ユーザーが悪質なサイトを閲覧すると、攻撃者にシステム上でコマンドを実行されてしまう恐れがある。

 脆弱性の危険度を示すCVSSベーススコアは、最高の「10.0」となっている。なお、サーバやスタンドアロンのJavaデスクトップアプリケーション、Oracleのサーバ向けソフトは影響を受けないという。

 Oracleはこの問題を解決したJDK/JRE 6 Update 20を、Windows、Solaris、Linux向けにリリースした。脆弱性の危険度が高く、パッチをリリースする前に情報が公表されて注目が集まっていることから、OracleではJavaの全ユーザーにアップデートを呼び掛けている。

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