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7月のMSセキュリティ情報は4件、攻撃発生の脆弱性にも対処

» 2010年07月09日 08時07分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月13日(現地時間)に4件のセキュリティ情報を公開し、WindowsとOfficeの脆弱性を解決する。8日の事前通知で明らかにした。攻撃が多発しているWindows Help and Support Centerの脆弱性にも対処する予定。

 セキュリティ情報4件の内訳は、深刻度が最も高い「緊急」レベルが3件(Windows関連2件、Office関連1件)と、2番目に高い「重要」レベルが1件(Office関連)となる。

 Windows関連の2件には、6月に発覚したWindows Help and Support Centerの脆弱性と、5月に発覚したCanonical Display Driverの脆弱性に対処する更新プログラムが含まれる。Help and Support Centerの脆弱性はWindows XPとWindows Server 2003が影響を受けるとされ、この問題を突いた攻撃の多発が伝えられている。

 なお、Microsoftはこの日をもって、Windows 2000とWindows XP SP2のサポートを打ち切る。以後、たとえ深刻な問題が見つかったとしても、解決のための更新プログラムは提供しない。同社はユーザーに対し、サポート期限が切れていないOSまたはサービスパックに切り替えてほしいと呼び掛けている。

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